2025年– date –
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2024年 日本の外国人観光客数は過去最高に|世界ランキング8位の背景と課題
世界8位に躍進した日本の観光立国化 2024年、日本は過去最高となる約3,690万人の外国人観光客を迎え入れ、世界の観光客数ランキングで8位に入りました。2019年の3,288万人を大きく上回り、コロナ禍による落ち込みから完全に回復しただけでなく、新たな記録... -
ビザ取得は本当に難しくなっているのか――経営・管理ビザ厳格化と特定技能拡大の行方
ビザ取得は本当に難しくなっているのか ここ数年、日本でのビザ取得に関して「以前よりも厳しくなった」という声を多く耳にします。実際、制度改正や審査の運用見直しが相次ぎ、かつては比較的容易に取得できた在留資格でも、今では細かい要件を満たさなけ... -
経営・管理ビザの資本金要件が3,000万円に引き上げか――改正内容と影響
資本金要件が6倍に引き上げか――外国人向け「経営・管理」ビザの大改革 日本で会社を設立し経営活動を行う外国人が取得する在留資格「経営・管理」の要件が、大幅に厳しくなります。これまで資本金は500万円以上であれば条件を満たしていましたが、政府はこ... -
外国人でも不動産に税金がかかる?固定資産税・都市計画税の基礎知識と対策
不動産を持つと毎年かかる税金?外国人も知っておきたい日本のルール 日本で土地や建物を持っていると、「固定資産税」と「都市計画税」という税金が毎年かかります。これは、日本に住んでいるかどうか、また国籍がどこかに関係なく、不動産を所有している... -
在留外国人が377万人に――若年層が半数、日本の未来を支える存在に
在留外国人が過去最多を更新――日本の「3%」を支える存在に 2024年末時点で日本に中長期で滞在している在留外国人の総数は、過去最多となる約377万人に達しました。これは日本の総人口の約3%に相当し、年々その存在感が高まってきています。出入国在留管... -
外国人の声がついに届くか――最低賃金審議会で技能実習生が初発言
技能実習生が最低賃金について意見を述べた初めての事例 2025年7月31日、福岡県で開かれた最低賃金審議会に、介護の仕事をしているミャンマー出身の24歳の女性技能実習生が出席し、自分の思いを話しました。彼女は、現在の最低賃金では生活が苦しく、母国... -
外国人が多く住む町はなぜ生まれたのか?これからの比率と共生のあり方
外国人が多く住んでいる地域とは 日本に住む外国人は年々増加しています。2023年時点で、在留外国人数は全国で約340万人にのぼり、全国各地で外国人住民の存在感が高まっています。特に多いのは、東京・大阪・愛知などの都市部です。たとえば東京都には約6... -
ベトナムが高度人材の呼び戻しを本格化――逆流するブレイン、人材循環の新時代
高度人材の「帰国促進」が始まった背景 近年、ベトナムでは経済成長とともに先端技術分野の人材需要が急速に高まっています。特にAI、データサイエンス、ソフトウェア開発、バイオテクノロジー、半導体などの分野では、世界基準でのスキルを持つ人材が不可... -
外国人でも税金は払う?住民税・所得税・年末調整をわかりやすく解説
日本に住む外国人の税金ガイド――住民税・所得税・年末調整とは? 日本で生活する外国人にとって、税金の仕組みは複雑でわかりにくいものです。給料から差し引かれている「税金」は何のために引かれているのか、そもそも自分に支払い義務があるのか、どこま... -
外国人の居住者・非居住者とは?在留資格で変わる税金の違いをわかりやすく解説
外国人の居住者/非居住者の違いと税金への影響――在留資格で変わる課税の境界線 日本に住む外国人にとって、税金の仕組みは複雑です。中でも「居住者」と「非居住者」という区分は、多くの人が聞き慣れない言葉かもしれません。これは単なる呼び方の違いで...