2025年8月– date –
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外国人が急増する大阪市――“声をかける文化”が育む共生社会
大阪市の人口増加が全国最多に 2025年1月1日現在の総務省人口動態調査によると、大阪市は転入者が転出者を上回る「社会増加」の数で、全国の市町村の中で最も多くなりました。増加数は3万7907人で、その内訳も日本人・外国人ともに全国最多でした。 これに... -
数次有効(マルチ)医療滞在ビザの条件と申請方法|90日制限の注意点
数次有効(マルチ)医療滞在ビザとは 医療滞在ビザには、一定の条件を満たす場合に発給される「数次有効(マルチ)ビザ」というタイプがあります。これは、有効期間内であれば何度でも日本と海外を往復できる便利な仕組みです。特に、長期の治療を必要とし... -
医療滞在ビザと観光医療の違い|制度の背景と訪日医療の現状
医療滞在ビザと観光医療の違いとは 日本では、外国人が医療を受けるために来日するケースが年々増えています。その背景には、日本の医療技術の高さや、先進的な治療法、安全な環境への信頼があります。しかし、医療目的での入国には複数の制度が存在し、そ... -
短期滞在ビザでの医療滞在
短期滞在ビザでの医療滞在とは 日本には、外国人が観光や親族訪問などを目的に訪れる際に利用する「短期滞在ビザ」があります。一般的な滞在期間は15日、30日、90日などで、就労は認められていません。しかし、この短期滞在ビザには、病気やけがの治療、健... -
2024年 日本の外国人観光客数は過去最高に|世界ランキング8位の背景と課題
世界8位に躍進した日本の観光立国化 2024年、日本は過去最高となる約3,690万人の外国人観光客を迎え入れ、世界の観光客数ランキングで8位に入りました。2019年の3,288万人を大きく上回り、コロナ禍による落ち込みから完全に回復しただけでなく、新たな記録... -
ビザ取得は本当に難しくなっているのか――経営・管理ビザ厳格化と特定技能拡大の行方
ビザ取得は本当に難しくなっているのか ここ数年、日本でのビザ取得に関して「以前よりも厳しくなった」という声を多く耳にします。実際、制度改正や審査の運用見直しが相次ぎ、かつては比較的容易に取得できた在留資格でも、今では細かい要件を満たさなけ... -
経営・管理ビザの資本金要件が3,000万円に引き上げか――改正内容と影響
資本金要件が6倍に引き上げか――外国人向け「経営・管理」ビザの大改革 日本で会社を設立し経営活動を行う外国人が取得する在留資格「経営・管理」の要件が、大幅に厳しくなります。これまで資本金は500万円以上であれば条件を満たしていましたが、政府はこ... -
外国人でも不動産に税金がかかる?固定資産税・都市計画税の基礎知識と対策
不動産を持つと毎年かかる税金?外国人も知っておきたい日本のルール 日本で土地や建物を持っていると、「固定資産税」と「都市計画税」という税金が毎年かかります。これは、日本に住んでいるかどうか、また国籍がどこかに関係なく、不動産を所有している... -
在留外国人が377万人に――若年層が半数、日本の未来を支える存在に
在留外国人が過去最多を更新――日本の「3%」を支える存在に 2024年末時点で日本に中長期で滞在している在留外国人の総数は、過去最多となる約377万人に達しました。これは日本の総人口の約3%に相当し、年々その存在感が高まってきています。出入国在留管... -
外国人の声がついに届くか――最低賃金審議会で技能実習生が初発言
技能実習生が最低賃金について意見を述べた初めての事例 2025年7月31日、福岡県で開かれた最低賃金審議会に、介護の仕事をしているミャンマー出身の24歳の女性技能実習生が出席し、自分の思いを話しました。彼女は、現在の最低賃金では生活が苦しく、母国...