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任意団体のNPOと法人格を持つNPO
NPO( Non-Profit-Organization )は非営利組織と訳され大きく2つのタイプに分かれます。
一つは気のあった人たちで作る任意団体のNPOです。法的な設立要件などがないので、名乗ればそれでいいのです。また活動内容に制限がないので自由にボランティアなどの非営利活動をすることになります。
もう一つはNPO法(特定非営利活動促進法)に基づく法人格を取得したNPOです。こちらは活動内容に制限があり、2024年現在では20種類の分野に該当するものと規定されています。
NPO団体とNPO法人のどちらを選ぶか
自分の活動がどちらに向いているを考えて将来的に法人化しても良いと思います。法人化しようとする際の最大の要件は人的要件でしょう。NPO法人の設立存続要件に社員(従業員という意味ではありません)が10人以上必要です。さらに3名以上の理事と1名以上の監事を置く必要があり、その中に身内を入れるには条件と制限があります。これは非営利組織の意味から考えると当然かもしれません。これ以外の設立要件は事務的なことが多く問題なくこなせると思います。
NPO団体とNPO法人のどちらを選ぶか、それはメリット・デメリットも考慮しつつ「この活動をがしたいから」この形を選ぼうという判断で良いと思います。
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