在留資格認定証明書の期限は

3か月過ぎたらどうなるの？

外国人が日本に入国して働いたり暮らしたりするためには、「在留資格認定証明書（COE）」という書類が必要になります。この証明書は、日本に来る前にその人の目的や滞在内容が正当なものであると入管に認められたことを示す大切な書類です。COEがあると、外国にある日本大使館や領事館でビザを申請しやすくなります。しかし、このCOEには有効期限があり、発行されてから3か月以内に使わなければなりません。3か月を過ぎてしまうと、その証明書は無効となり、再び申請をやり直す必要があります。

もしビザを申請しようとしたときにCOEの有効期限が切れていた場合、日本に入国する手続きは進められません。以前はコロナウイルスの影響など特別な事情があると、有効期限を延ばす特例が出されたこともありますが、現在は原則として3か月以内に使用することになっています。そのため、COEが発行されたら、速やかにビザの申請を行い、なるべく早めに日本に入国することが大切です。COEを申請した家族や企業側も、有効期限を忘れずに確認し、必要な書類やスケジュールを整えることが重要です。手続きをスムーズに進めるためには、こうした基本的な期限をしっかり守ることが信頼にもつながります。