入管手数料が値上げに

スムーズな申請のための対策

2025年4月1日から、入管の手数料が引き上げられます。在留資格の変更や更新はこれまで4,000円でしたが、6,000円に値上げされ、再入国許可も金額が上がります。一方で、在留資格認定証明書の交付申請については、これまで通り無料で利用できます。手続きにかかる負担が増えるため、申請のタイミングを早めることが大切です。

さらに、近年日本への入国者が急増し、入管の窓口が混雑しています。2025年1月には訪日外国人が約378万人に達し、年間では3,687万人を超えました。この影響で、審査結果の通知が遅れるケースも増えており、特に技能実習生の受け入れ手続きが集中している状況です。こうした混雑を避けるためには、オンライン申請の活用が有効です。オンラインなら一部の手続きで手数料が安くなり、窓口に行く手間も省けます。これから日本で在留手続きを進める人は、手数料の変更や混雑状況をよく把握し、スムーズに申請を進めることが重要です。