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具体的なステップを準備しましょう
人手不足で外国人労働者を雇用したけどうまく機能しない、仕事を覚えられないなど悩んでいる社長や人事担当者もおられると思います。日本人を雇用した場合も外国人を雇用した場合も同じで、欠員補充しただけではなにも変わりません。ごく稀に自分から進んで仕事を覚え応用させていく人もいますが、みんなができることではありません。しっかりとした育成プランを立てて、より具体的なロードマップを完成させましょう。
研修プログラムは、レベルごとに業務を習得して対象者の技術レベルや理解度を客観的に評価しながら、OJTを繰り返し時には集合研修、ときには個別研修などを実施して適正な指導方法を見極めましょう。無限の時間は用意できませんが、スケジュール通りにじっくりと教え込むことができる指導員の育成も重要です。
言語プログラムでは、業務上のコミュニケーションだけでなく仕事以外の会話もできるように日本語教育の支援を実施しましょう。大切なコミュニケーションは心の悩みや不安ごとを聞き出せることです。メンター制度があれば時にはメンターも同じ現場で仕事をしてみましょう。
そして、フィードバック面談が必要です。育成プログラムの実施だけでは成長の確認ができません。会社と外国人労働者の共通認識、あるいは認識のずれを確認しながら双方の目線を同じ高さにしていきましょう。
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