飲食料品製造業で特定技能１号へのルート

技能実習からの変更が一番多い

まず大前提は、特定技能1号外国人として飲食料品製造業分野の業務に従事する場合には、技能試験と日本語試験の合格等が必要で、この２つをクリアすることでビザ申請が可能です。(各種、免除の要件は割愛します。)
そして特定技能1号ビザの申請・変更にはいくつかのルートですが、留学生が在留資格を切り替える方法や、母国での技能評価試験に合格する方法、技能実習からの移行などがあります。

これらの中で王道はどれなのかというと、一番多いのが｢技能実習からの移行｣です。特に飲食料品製造業の移行率は他の業種に比べて高いとされています。理由として考えられるのは、受け入れ企業は比較的に大手が多く、技術もある程度覚えれば応用しやすい、そして日本語能力も高いものを求められにくいなど、働き続けられる風土があるからでないかと考えます。
飲食料品製造業は深刻な人手不足に陥っています。政府からの支援も以前よりは手厚くなり、試験も情報の整備がなされるなど柔軟な対応になってきています。今のうちから受け入れ企業も前向きに進めていくと良いでしょうね。