目次
所得税と住民税の仕組みを解説
日本で働く外国人も、日本人と同じように所得税と住民税を納める必要があります。所得税は、収入から控除を引いた金額に対してかかる国の税金で、会社員の場合は毎月の給与から天引きされます。税率は累進課税で、所得が高くなるほど高くなります。また、年末調整や確定申告を行うことで、払いすぎた税金が戻ることがあります。
一方、住民税は市区町村が課す税金で、前年の所得をもとに計算されます。所得の一律10%が課税され、会社員は給与から天引きされますが、フリーランスや個人事業主は自分で納める必要があります。このため、仕事を辞めても翌年に住民税を支払う義務がある点には注意が必要です。
税金を減らす方法として、基礎控除や扶養控除などの制度があり、外国に住む家族も扶養控除の対象になる場合があります。また、日本と母国の間で租税条約がある場合、二重課税が避けられることもあります。確定申告を活用し、正しく納税することで負担を減らすことができます。
コメント