日本の大学や専門学校を卒業した留学生の方が、日本で就職する場合、**ビザ（在留資格）の変更手続き**が必要です。
「卒業したから自動的に就労できる」と思っている方もいますが、それは誤解です。
この記事では、留学生が卒業後に日本で働くためのビザ手続きの流れや注意点をわかりやすく解説します。
在日本大学或专门学校毕业的留学生，若想在日本就业，需办理**签证（在留资格）变更手续**。
有些人误以为“毕业后自动可以工作”，其实这是误解。
本文将通俗易懂地解说留学生毕业后在日本工作的签证办理流程及注意事项。
① 留学生ビザ（留学）から就労ビザ（技人国など）への変更が必要
卒業後に日本の企業で働く場合は、「留学」から「技術・人文知識・国際業務」などの就労ビザへの変更申請が必要です。
**変更申請をしないまま働くことは違法**となるので、必ず手続きを行いましょう。
毕业后若想在日本企业工作，需将“留学”变更为“技术・人文知识・国际业务”等工作签证。
**若未办理变更而直接工作，将属于违法行为**，务必进行正确办理。
② 申請時期はいつが良い？
卒業見込みで内定をもらった場合は、**卒業後すぐに働けるように卒業前から申請準備**を進めましょう。
通常、卒業前の2〜3か月前から申請可能です。
入管混雑時期（2〜4月）は時間がかかるため、早めの行動が大切です。
若已获得内定，建议**在毕业前就提前准备申请材料**，以便毕业后能顺利开始工作。
通常可在毕业前2〜3个月左右申请。
入管局高峰期（2〜4月）审查时间较长，建议提前办理。
③ 必要書類とは？
主な必要書類は以下の通りです：
- 在留資格変更許可申請書
- 卒業証明書または卒業見込み証明書
- 雇用契約書（企業から）
- 会社案内・登記簿謄本など（企業側）
- 履歴書
- パスポート・在留カード
主要材料包括：
- 在留资格变更许可申请书
- 毕业证明或预计毕业证明
- 雇佣合同书（公司提供）
- 公司简介・法人登记簿誊本等（公司提供）
- 个人简历
- 护照・在留卡
④ 就職先の業務内容と専攻の関連性が重要
ビザ審査では、専攻した内容と就職先の業務内容との関連性が重要視されます。
例えば「経済学部卒業で営業職」は問題ありませんが、
「音楽学部卒業でITエンジニア」など明らかに関連が薄い場合は不許可のリスクがあります。
在签证审查中，所学专业与就业岗位的相关性非常重要。
例如“经济学毕业做销售”是可以的，
但若是“音乐专业毕业做IT工程师”，相关性较低，可能会有被拒的风险。
⑤ アルバイトとの違いに注意
「留学」ビザでの資格外活動許可によるアルバイトと、就労ビザでのフルタイム勤務は全く別のものです。
**アルバイトの許可のまま正社員として働くことは違法**になります。
必ずビザ変更許可が下りてから就労開始してください。
“留学”签证下资格外活动许可的兼职与工作签证的全职工作是完全不同的。
**若持兼职许可直接作为正式员工工作，将属于违法行为**。
务必待签证变更许可下发后再开始工作。
まとめ
| 状況 | 必要な対応 |
|---|---|
| 卒業後に日本で働きたい | 「留学」→「就労ビザ」への変更申請 |
| 申請時期 | 卒業2〜3か月前から準備 |
| 必要書類 | 卒業証明・雇用契約書など |
| 専攻と業務内容 | 関連性が重要 |
| アルバイトとの違い | ビザ変更後にフルタイム勤務 |
留学生が卒業後に日本で働くにはしっかりとしたビザ手続きが不可欠です。
スムーズな就職スタートのためにも、早めの準備と正確な申請を心がけましょう。
不安な方は、専門家に相談するのがおすすめです。
留学生毕业后若想在日本就业，办理正确的签证手续至关重要。
为了顺利开始职业生涯，建议提前准备并准确申请。
若有不安，建议咨询专业人士。
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